最近では男女が出会うきっかけとして、マッチングアプリを利用する機会も増えています。
オンライン上で簡単に知り合うことができる便利なサービスですが、実際は安全かどうが気になりますよね。
「出会いは欲しいけど、オンライン上の異性と会うのは少し怖い」と感じる方もいると思います。
本記事では、マッチングアプリの危険性や危険人物、安全に出会うための方法やその他の婚活方法などについて解説していきます。
- 身バレが不安な人は信頼性の高いマッチングアプリを利用
- プロフィールが適当な人とは会わない
- メッセージを重ねてから相手とデートする
- 相手と仲良くなるまで身元が特定される個人情報は教えない
※本記事の価格は全て税込みです。
マッチングアプリが怖い・危険と感じる理由
マッチングアプリは幅広い世代に利用しやすい便利なツールですが、一方で安全かどうか心配する人も多いでしょう。
実際に本サイトで調査した結果によると、男性で40%、女性で60%の方が「不安がある」と回答(上画像。n=686)しています。
マッチングアプリを「怖い」「危ない」と感じてしまうのは、以下のような理由が考えられます。
- 個人情報の流出
- オンライン上の人と会う経験がない
- 事件に発展した例がある
- 騙されないか不安
- 知人にバレる可能性がある
個人情報の流出
マッチングアプリの利用を怖いと感じる人は、個人情報の流出を恐れる方が多いのではないでしょうか。
信頼性のあるマッチングアプリでは、異性とのやり取りの際に以下のような公的書類の本人確認が必須です。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
公的書類の情報は外部に漏れると悪用される可能性があるので、運営の安全性を掴めていない人ほどマッチングアプリを使うことに危険を感じる傾向があります。
オンライン上の人と会う経験がない
オンライン上の人と実際に会う経験がないことから、マッチングアプリに危険性を感じる人もいます。
人は初めてのことに不安や心配事が生じやすく、マッチングアプリでも同じことが言えます。

事件に発展した例がある
事件に巻き込まれやすいイメージから、オンライン上の出会いに抵抗感を覚える人も一定数いるようです。
事件は他の出会い方でも起こる場合があるので、マッチングアプリに限った話ではありません。
騙されないか不安
相手に騙されないか不安があるのも、マッチングアプリに怖さを感じる原因です。
出会いの安全管理が徹底されているマッチングアプリでも、危険はゼロではありません。
不安を感じることで出会い探しのリスクも強くなるため、騙されることが心配な人はマッチングアプリに悪い印象を抱いてしまうことでしょう。
知人にバレる可能性がある
知人にバレる可能性があるのも、マッチングアプリに怖さを覚える理由です。
身近な人が同じマッチングアプリに登録している可能性も否定できません。

マッチングアプリにいる危険人物
マッチングアプリには、以下のような危険人物が潜んでいることもあります。
- ビジネス勧誘の業者
- ヤリモク
- メシモク
- 美人局
- ストーカ
- 結婚詐欺師
- 既婚者
- 年齢詐称者
- サクラ
安全に出会うためには、悪質な会員の特徴を把握することが大切です。
ここからは、マッチングアプリに潜む危険人物について詳しく紹介します。
ビジネス勧誘の業者
マッチングアプリには、ビジネス勧誘の業者が一定数存在します。
- プロフィール項目の職業欄が「自由業」に設定
- 自己紹介文に「投資」などビジネス用語を記載
- ハイブランドで着飾られたプロフィール写真
彼らは一度ターゲットとカフェやホテルのラウンジなどで会うと、こちらの人間関係や仕事の悩みを聞き出してきます。

あなたが断れないもしくは騙されやすい性格なら、相手にビジネス勧誘の疑惑があった時点で会わないようにする方が賢明です。
ヤリモク
マッチングアプリには、 ヤリモクの会員も紛れ込んでいます。
ヤリモクの会員は男性が多い傾向にあるので、女性が気を付けたい存在です。
- 自己紹介文に「飲みに行きたい」「気軽に遊びたい」などと記載
- マッチングしてすぐ連絡先交換やデートを提案
- メッセージからデートまでの流れがスムーズすぎる
ヤリモクの場合、たくさんの異性と関わることを重視する傾向があります。
会うまでのスピード感を大切にしているため、今あなたがやり取りしている相手から「手慣れてるな」「なんか展開が早いな」と感じた際は要注意です。
メシモク
メシモクの会員も、マッチングアプリに潜む危険人物です。
メシモクの会員は女性に多い傾向があることから、男性が注意する存在です。
- 高級店に行きたがる
- 会計で財布を出す様子が見られない
- 食事が終わり次第、すぐに帰ろうとする
彼女たちはヤリモクやその他の危険人物と違って、相手に直接的な危害は加えません。

普通の人なら初対面の相手に負担を押し付けることが少ないため、上記のような女性に遭遇した際は関わらない方がよいでしょう。
マッチングアプリをやらなそうな知人がすぐご飯に行けるアプリを始めたと聞いて、不思議に思ったので「どうして始めようと思ったの?」と聞いたら「友達がこのアプリで毎日高いレストランで夜ご飯を奢ってもらってるって言ってたから」と聞いてマッチングアプリの闇を感じた。完全にメシモクやん…
— おとうふ (@o10fusan) February 2, 2023
美人局
美人局も、マッチングアプリにいる危険人物に挙げられます。美人局とは、男女が共謀して行う恐喝行為です。
具体的な犯行は、以下のような流れで行われます。
- 女性がターゲットの男性を誘惑し、ホテルに連れて行く
- 関係を持つ前後のタイミングで、女性のパートナーと主張する男性が押しかける
- 慰謝料・口止め料・中絶費用などを請求する
お金を奪い取る際は、凶器を使ってくる場合もあれば複数人の男性が脅してくる場合もあります。
特に個室ではすぐ助けを呼べないため、簡単には逃げられません。

- プロフィール文に「寂しい」などと記載
- デートの場所決めの際に「ここ!」と強く指定
- デート中にスマホで誰かとやり取りする回数が多い
ぼったくりバー
美人局はホテルだけでなく、バーで行われることもあります。
女性がターゲットを自分たちのバーに連れて行き、仲間の男性が会計時に高額な料金を請求してきます。

支払わない場合は、「上司」と名乗る別の男性が現れて恐喝してくることが多いです。
「民事不介入」の原則により警察が対応してくれないケースもよくあるため、安全第一の男性は相手が指定したバーに行かないでください。
ストーカー
マッチングアプリには、ストーカーになる可能性のある人もいます。
- 遊べる友達がいない
- 日常に生きがいを見つけられない
- LINE(ライン)の返信が早い
ストーカーになりやすい人は、意中の相手を想うことだけに楽しみを感じます。
現在やり取り中の相手から強い依存や執着を感じた際はストーカーになる恐れがあるため、個人情報の開示には細心の注意を払いましょう。
結婚詐欺師
結婚詐欺師も、マッチングアプリに潜む危険人物です。
- お金持ちの経営者であることをアピール
- 付き合った後にやたらと結婚をチラつかせてくる
- 不自然に優しくしたり褒めてきたりする
結婚詐欺師はターゲットとお付き合いまで発展させ、信頼を得ることに努めます。
その後「事業に失敗した」「事故に遭った」などの理由で同情を誘い、お金を騙し取って逃げるのが彼らの手口です。
既婚者
マッチングアプリには、既婚者が潜んでいることもあります。
- 休日に返信がない
- 会ってくれるのは平日の夜だけ
- プライベートの話をしたがらない
マッチングアプリの規約では既婚者の登録を禁止していることが一般的です。
しかし、独身証明を必須としているケースは少ないため、一般の利用者に紛れ込む既婚者も一定数います。
これからマッチングアプリする人は、まず既婚者じゃないかどうか疑いまくってほしい…。指輪の跡とか突然電話に出ても出てくれるかとか、誰と暮らしているかとかも…。アプリには色んな人いるから見極めもすごく大事…
— ぷりん (@eririco1202) July 10, 2023
年齢詐称者
年齢詐称者も、マッチングアプリに潜む危険人物です。

偽造された身分証明書が提出されても、運営側は気づけない場合があるため、「年齢詐称者にも遭遇する可能性はある」ということは把握しておいてください。
年齢詐称者は学生時代に見ていたアニメや流行りの言葉などを話題に出すと、そのときの反応から真偽を見分けられます。
サクラ
メッセージの送信で料金が発生するポイント課金制のマッチングアプリでは、サクラに遭遇することもあります。
サクラとは、運営が雇っている人のことです。
- プロフィール写真がモデル級
- メッセージが定型文
- 常にオンラインのログイン状況
運営がサクラを雇うのは、利用者の課金を煽ったり会員数を多く見せたりするのが目的です。
実質「架空の会員」なので、いくらお金をかけてやり取りを続けても会うことはできません。
マッチングアプリで危険な目に遭わないための安全対策
ここまでマッチングアプリの危険人物を紹介してきましたが、事前にしっかり対策しておけば悪質な会員との遭遇は避けられます。
ここからは、マッチングアプリで危険な目に遭わないための安全対策を紹介します。
- 大手のマッチングアプリを選ぶ
- 身バレ対策のあるマッチングアプリを使う
- プロフィールが適当な人は避ける
- メッセージを重ねてから相手と会う
- 身元を特定できるような個人情報は教えない
- 実際に会う前にオンラインデートをしておく
- 恋愛経験豊富な友人を頼る
- 男性はデート場所を自分で決める
- 女性は個室や深夜の時間帯を避ける
大手のマッチングアプリを選ぶ
出会いの危険を最小限に抑えたい人は、安全性の高い大手のマッチングアプリを選びましょう。
安全性の高いマッチングアプリの特徴は、下記の通りです。
- 運営が悪質な会員の監視・取り締まりを行う
- メッセージのやり取りでは本人確認が必要
- 月額制の料金システム
上記のようなマッチングアプリなら危険人物に遭遇しにくいため、比較的安全に出会い探しを進められます。
身バレ対策のあるマッチングアプリを使う
「知り合いに気づかれたくない」という人は、身バレ対策のあるマッチングアプリを使いましょう。

こちらからいいねしない限り知り合いに気づかれることはないので、身バレを恐れている人も気軽に利用しやすいです。
プロフィールが適当な人は避ける
プロフィールが適当な人を避けるのも、マッチングアプリで危険を回避するための対策法です。

真剣度とプロフィールの質は比例する傾向にあるので、以下のような特徴がある相手は避けるのが賢明です。
- 自己紹介文が短い
- プロフィール写真がメイン写真だけ
- 年齢などの重要な個人情報の記載がない
メッセージを重ねてから相手と会う
メッセージを重ねてから相手と会うのも、マッチングアプリで危険な目に遭わないようにする方法です。

彼らは「楽に早く会える人」が理想なので、こちらがメッセージを重ねてから会う方針を取れば自然と離れていくでしょう。
身元を特定できるような個人情報は教えない
マッチングアプリで危険を回避したい人は、身元特定に繋がる個人情報を教えないことも大切です。
以下のような個人情報を教えると、ご自身の身元が特定されやすいです。
- SNSのアカウント情報
- 自宅近辺の施設
- 行きつけのお店
このような情報が分かると、住所の特定ができてしまうこともあります。
最悪の場合、マッチングしていないまたは会う約束をしていないのに対面で接触される場合もあるため、プライベートの公開範囲には注意を払うことが大切です。
実際に会う前にオンラインデートする
マッチングアプリの異性と会うことに強い不安がある人は、事前にオンラインデートすることもおすすめです。

相手の顔を見ながら話せるので、見た目の雰囲気や仕草などから安全性を判断しやすいです。
会う前の不安を薄れさせるために効果的なので、安心してデートに臨みたい人は一度相手にオンラインデートを提案してみるのもよさそうです。
恋愛経験豊富な友人を頼る
恋愛経験豊富な友人を頼ることも、マッチングアプリで危険を避ける方法の一つです。
「恋は盲目」という言葉があるように、恋愛している人は視野が狭くなる傾向があります。そのため、誤った判断をしてしまうケースも少なくありません。
他者の意見を取り入れながら出会い探しをすることで危険人物との遭遇が避けられます。
安全性を確保したい人は友人に協力してもらうことも考えてみるとよいでしょう。
男性はデート場所を自分で決める
男性がマッチングアプリで危険を回避したい場合は、ご自身でデート場所を決めるのもよいです。
先ほども紹介したように、マッチングアプリではぼったくりバーに連れて行こうとする女性も存在します。
彼女たちは自分たちのお店でしか活動できないので、ご自身で会うお店を決めることでぼったくりの被害は防げるでしょう。

デートはなるべくご自身が決めたお店を利用することをおすすめします。
女性は個室や深夜の時間帯を避ける
女性がマッチングアプリで危険を避けたい場合は、デートの際に会う場所や時間帯に注意しましょう。
特に個室や深夜の時間帯など人目の少ない場所は危険です。
男性に提案された際は勇気を持って変更を希望するかお断りしましょう。
婚活方法は他にもある!マッチングアプリが危険と感じたら、他の手段も視野に
どうしてもマッチングアプリに危険性を感じてしまう人は、下記のような婚活方法もおすすめです。
- 結婚相談所
- 婚活パーティー
- 街コン
- 合コン
- 知人の紹介
それでは、上記の婚活方法について詳しく見てきましょう。
結婚相談所
マッチングアプリ以外で婚活するなら、結婚相談所に登録するのもおすすめです。
婚活に最適な環境下で将来を見据えられる相手を探せるので、「見ず知らずの人と会うのが怖い」「恋愛に不慣れ」な人でも安心です。
- 婚活目的の利用者とだけ出会える
- 運営側でお見合いをセッティングしてくれる
- 仲人やカウンセラーから婚活に関するアドバイスをもらえる
婚活パーティー
婚活パーティーでは気の合う異性を見つけやすいので、効率を重視されたい方にはおすすめの方法です。
- 1度の参加で数多くの異性と交流できる
- 結婚相手を探している異性とだけ出会える
- 直接会って話せる分、相手の本質を見抜きやすい
街コン
街コンは合コンの大人数版なので、婚活パーティーよりも参加しやすいと感じる人が多いです。
街コンは「楽しく婚活したい」「最初から重い付き合いはしたくない」などの人におすすめの方法です。
- 気になる異性がいたら自由に話しかけられる
- ラフな雰囲気で異性との交流を進められる
- 若い男女に出会いやすい
合コン
合コンは友達と一緒にワイワイしながら婚活を進められるので、「人見知り」「会話に自信がない」などの人も気軽に参加できます。
- 友達と一緒に参加できる
- それぞれの異性と長く話せる
- 和やかなムードで異性と交流できる
友人の紹介
信頼している友人の紹介なら、お互い身構えることもなさそうですね。
安心して相手と出会えるので、異性への警戒心が強い人におすすめの婚活方法です。
- デート代以外の費用がかからない
- 紹介される相手の安全性が高い
- 友達から相手の情報を聞けるため、話題選びに困らない
安全性重視の人は月額制の大手マッチングアプリを使おう
- 身バレが不安な人は信頼性の高いマッチングアプリを利用
- プロフィールが適当な人とは会わない
- メッセージを重ねてから相手とデートする
- 相手と仲良くなるまで身元が特定される個人情報は教えない
今回は、マッチングアプリの危険性について解説しました。
マッチングアプリには悪質な会員も一定数潜んでいますが、上記のような対策をすることで彼らとの遭遇は避けられます。
マッチングアプリを利用する際の不安をなくしたい方は、ぜひとも本記事を活用して出会いの安全性を高めていきましょう。